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議事録records

令和元年 区民文教委員会(9月6日)

理事者報告

1.区民施設の指定管理者の評価結果について(資料1)
2.住民票等への旧氏の記載等について(資料2)
3.令和元年度中央区まちかど展示館の認定について(資料3)
4.「第2回東京国際合唱コンクール in HARUMI」の実施結果について(資料4)
5.公益財団法人 中央区勤労者サービス公社の運営状況について(資料5)
6.一般社団法人 中央区観光協会の運営状況について(資料6)
7.令和元年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価(平成30年度分)の結果に関する報告書について(資料7)
8.区立小中学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償における介護補償の限度額の改定等について(資料8)
9.令和2年度から使用する小学校教科書及び中学校教科書の採択について(資料9)
10.令和元年度全国学力・学習状況調査における教科別平均正答率等について(資料10)
11.地方公務員法の一部改正に伴う幼稚園教育職員の給与に関する条例等の規定整備について(資料11)
12.令和2年度区立学校における夏季休業日の変更について(資料12)

議事録

梶谷委員

私からは、資料1と資料4から質問をさせていただきたいと思います。

 まず、資料1の別紙2、産業会館について少し詳しく質問させていただきたいんですけれども、(1)のサービスの提供の中で、一部不適切な場合があったと記載されているのですが、具体的にどのような不適切な場合があったのか、教えていただきたいと思います。

 あと、展示室、会議室の利用率が目標値を下回っているようですが、前年度の評価を受けての対応の中でも、PRについて強化したとありますが、PRの成果として利用率などが上がったのかどうか、具体的に教えていただきたいと思います。

田部井商工観光課長

 まず、1点目の一部不適切な事案ということでございます。

 こちらにつきましては、平成31年3月と記憶しておりますけれども、展示室の利用に際しまして、椅子の貸し出し予約を間違えたということでございます。具体的には、職員の方の記録漏れによる、いわゆるダブルブッキングが生じてしまったということなんですけれども、その関係で、一部の利用者の方に御不便をおかけしたということでございます。結果的には、少し譲り合いをしていただくことで、大きな支障はなかったんですけれども、本来であれば、そうした記録漏れによって御不便をおかけするというようなことはあってはならないということでございますので、こうした点は速やかに改善されることが必要だろうということでございます。その意味では、指定管理者のほうも速やかに、予約のときのチェック体制を、ダブルチェック、トリプルチェックということで体制を見直しといいますか、強化をして、二度とそうしたことがないように対応をとっていただいているところでございます。

 それから、PRでございます。

 PRにつきましては、資料のほうにも記載してございますけれども、事業を行ったり、パンフレットのポスティングをしたり、そうしたことの強化に努めてきたわけでございます。具体的に、展示室の利用率につきましては、平成30年度ですけれども、59.2%ということでございます。実は、その1つ前の年、29年度が64.7%でしたので、5.5ポイントほど減っているということ、それから集会室につきましては、平成30年度は57.7%でございますけれども、対しまして、その前年は58.3%でございましたので、こちらも0.6ポイント減っているということでございます。PRを強化したというところと、それから利用率というところから見ると、その成果が十分ではなかったのかという御指摘もあろうかとは思いますけれども、PRの効果が即利用率の向上につながるということもなかなか難しいかなというところが正直なところでございます。

 一方では、昨年、平成30年度、新規の登録団体が100団体程度ふえているという実績もございますので、そうしたことも、一定程度は新たなPRの成果、効果だったのかなと。ただ、今回強化をしたPRを受けて新規に登録をしたとか、それが上がったとか、そこの検証ですとか、アンケート等は行っておりませんので、具体的にPRに対しての効果だったかと言われると、正直、わからない部分はございますけれども、結果として、数字としては、そのように出ているところでございます。

以上でございます。

梶谷委員

 ありがとうございます。一部不適切な場合があった事例に関しては、大きな支障はなかったということで、そこは安心いたしました。

 新規利用者が100団体ふえたので、今後、利用率が上がっていくことを期待しております。ホームページによれば、区外の団体や、また産業関連の目的以外の用途でも利用可能ということなので、今後、また新規の団体がふえて、PRの成果が数字であらわれるといいなと期待をしております。

 資料1に関して、全体的に、総合評価の基準が少し甘いのではないかと思っております。全ての施設で総合評価Aの優良評価なんですけれども、5つの評価項目のうち、Aが3つ以上で総合評価をA、Bが3つ以上だったら総合評価をBとするなど、今後のサービス向上を目指すのであれば、少し基準を厳しくしてもいいのではないかなと、1点要望をさせていただきたいと思います。

 次に、資料4の合唱コンクールについて質問をさせていただきたいと思います。

 資料4で、区民の招待枠が各カテゴリーに計50人と。やはり中央区が全面的に共催・後援をしている中で、少ない人数であるなという印象があります。区のおしらせだけの公募ですが、一部のカテゴリーで申込者が定員を超えたため抽選と記載がしてあります。具体的にどのぐらい超えたのでしょうか。そして、ほかの定員を超えなかったカテゴリーは、具体的にどの程度の申し込み率だったのか、教えてください。

木曽文化・生涯学習課長

 東京国際合唱コンクールの区民枠についての御質問でございます。

 東京国際合唱コンクール、第一生命ホール767席ほどありますけれども、その中で、いわゆる外の人のチケットといいますか、区民枠をもっと多く設けたかったんですけれども、出演者が、観覧者でもあるという関係上、今回は50名という形で区民枠を設けたところでございます。それぞれ3日間開催されたんですが、5つの部門でそれぞれ10名ずつ区民枠を設けました。児童合唱が10名の枠で6名、この部分だけ定員割れとなりました。それ以外の、シニアフォルクロアは10名のところ16名、それからユース、同声合唱については、10名のところ15名、それから室内合唱と混声合唱のパート1については、10名のところ38名、それから混声合唱のパート2と現代音楽が10名のところ10名で、10名を切ったのが児童合唱だけでございました。

 原因としましては、定員を超えたところは抽せんしたんですけれども、抽せんに外れた方について、児童合唱のほうにいかがですかという申し入れもしました。その多くの方々がおっしゃっていたのが、児童合唱がちょうど平日金曜日の昼間なんです。その時間帯だと、なかなか行けないというところで辞退をされております。結局、一番人気が高かったのが室内合唱の混声合唱パート1のところでございまして、これは土曜日の夕方の部でございました。このあたり、時間帯が一番影響しているのかなというふうに思っております。

以上でございます。

梶谷委員

 区のおしらせだけの公募でしたが、それだけ観覧のお申し込みが多かったということで、10名という少ない枠の中で、席数の問題はあると思うんですけれども、今後、区民招待枠をできるだけふやしてほしいと要望したいと思います。一般の方への周知方法をふやして、今後は中央区を代表するイベントになってほしいと思っております。

 あと、観覧者の主な感想が全て高評価で、来年度もやってほしいとの要望があります。去年の第1回が7月27日から29日で、今回、第2回が26日から28日で、去年もことしも7月の下旬に行われているんですけれども、来年はオリンピックの時期と重なりますので、宿泊施設の確保などで問題があるとは思いますが、時期をずらすなどの対応をして、第3回もぜひ行ってほしいと要望して、終わりたいと思います。

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