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議事録records

令和3年 福祉保健委員会(7月9日)

理事者報告

1.令和2年度江戸バス乗車実績等について(資料1)
2.銀座・築地周辺みどりのプロムナード構想の策定について(資料2)
3.中央区駐車場駐輪場長寿命化計画の策定について(資料3)
4.令和2年度中央区役所温室効果ガス排出量等について(資料4)
5.環境マネジメントシステムの運用について(資料5)
6.まちづくり協議会の報告(資料6)
7.築地市場跡地の暫定貸付について(資料7)

議事録

梶谷委員

議会並びに区職員の方々の温かい御理解により、無事に第2子を出産し、本日、出産後、初めて本委員会で質問させていただくことになりました。皆様の御理解と御配慮に心から感謝申し上げるとともに、今後ともよろしくお願いいたします。

私からは、議題として、交通安全対策事業について質問をさせていただきます。

先月、千葉県八街市の市道で下校中の小学生の列にトラックが突っ込み、5人が死傷する痛ましい事故が発生しました。事故現場は歩道やガードレールがなく、地元では以前から危険性が指摘されていた通学路だったということです。このような事故を未然に防ぎ、通学時、児童が交通事故の被害に遭わないように、可能な限り対策を講じることは自治体の責務だと思います。

本区では、平成28年度に交通安全対策の総合的かつ計画的な推進を図るため、交通安全対策基本法に基づき、平成28年度から平成32年度の4か年計画である第10次中央区交通安全計画を策定しました。昨年度が4年目であったわけですが、本計画の道路交通環境の整備の項には、通学路に関するものとして、防護柵等の整備、道路標識等の整備、信号機・横断歩道の整備、通学路の整備・点検の推進が掲げられていました。先月24日に第11次中央区交通安全計画中間案が公表されましたが、まず、先ほどの4項目の達成状況、進捗状況について教えていただきたいと思います。

三留環境政策課長(参事)

交通安全対策についてでございます。

委員御案内のとおり、10次計画が改定年度を迎えて、11次計画につきまして、前回の委員会で御報告をさせていただいた後、現在、パブリックコメントを実施させていただいている最中でございます。

10次計画の中での、児童に対する交通安全に関する4点についての進捗ということでございますが、実は、この交通安全計画につきまして、その4点、数字的な目標は特に掲げてございませんので、数字的な進捗の御報告というのはできないのでございますけれども、個々の考え方といたしまして、防護柵の整備に関しましては、国道、都道、区道の各道路管理者がその道路の状況、それから沿道の状況を勘案しまして、これまでも歩道の設置であるとか、防護柵、ボラードの設置をさせていただいてきているところでございます。

それから、道路標識等の整備、それから信号機・横断歩道に関しましては、交通管理者である警察のほうで、これまでも順次取組をされておりまして、分かりやすい標識の設置であるとか、大型化であるとか、そういったものの取組がなされてきていると認識してございます。

それから、最後の通学路の整備・点検についてでございますけれども、これは今回の事故を受けてということではなくて、これまでも、全小学校ではございませんけれども、御要望のある小学校のPTAの方々、それから所轄警察署、関係者と通学路点検等を実施させていただいて、それぞれの危険箇所、それから問題点を洗い出しまして、個々に対応させていただいているような状況でございます。

こういった取組をこれまで実施しているというところの御報告でございます。

以上でございます。

梶谷委員

それぞれありがとうございます。通学路において不幸な事故が起こらないよう、今後ともよろしくお願いいたします。

ここ数年、電動自転車の飛躍的な普及に伴い、通学路の安全確保において新たな課題も発生してきていると思います。先月の千葉県八街市で起きた悲劇を受けて、千葉県では、通学路の県内一斉点検の指示が出ました。本区においても、改めて通学路の総点検を実施し、さらなる安全確保に努めていただきたいと思いますが、その予定はありますでしょうか。また、検討すべきと考えますが、区の御見解を教えてください。

三留環境政策課長(参事)

今回の千葉の事故に起因しての総点検ということでございますけれども、今のところ予定はございません。国のほうから、もしくは警察のほうからそういった要請があれば実施してまいりたいと思いますけれども、先ほど言いましたとおり、これまでも点検等は実施させていただいておりますし、2年前の事故等について、保育園児を対象とした移動経路の緊急点検も実施してございます。そういった形で、区内の危険箇所であるとか、課題等々は、これまでも整理はしてございますので、総点検という形では、今のところ考えてございません。

以上でございます。

梶谷委員

登下校時の通学路における子供たちの安全確保について、区として責任を持って対応していただきたいと思います。警察署や保護者、地域の住民等の協力を得て、通学路の安全誘導を実施することは、防犯上の観点からも重要だと思います。積極的に実施されるよう、今後ともよろしくお願いいたします。

次に、高齢者の急病や孤独死等への不安解消として、公益財団法人東京都防災・建築まちづくりセンターが実施するあんしん居住制度について伺います。

区内該当者の何割程度がこの制度を利用しているのでしょうか。そして、この制度のサービスの内容にある見回りの具体的な内容などを教えてください。

松岡都市整備部長

あんしん居住制度でございます。

今、区内でどの程度の方が活用するかというのは、つかんではいないんですけれども、区では、実績として平成27年に2件あったんですが、民間でどのくらいやっているかというのはつかんでいないところです。

それから、見守りサービスの部分でございます。

この制度の中での見守りサービスというのは、生活リズムセンサーというものと、それから緊急通報装置、それから携帯用のペンダントがあり、リズムセンサーであれば高齢者の方が家の中を動くとセンサーが感知して、その日動いているというのがセンターに伝わる。あとのものはボタンを押して、何かあれば通報するといったシステムでございまして、スタッフの方が数時間おきに来るとか、そういったものではないです。何かあれば、その通報によって駆けつける、または安否を確認するといった制度でございます。

以上です。

梶谷委員

令和3年度都市整備部事業概要に記載があったので、確認のため質問させていただきました。行政では、足りない部分を補うものとして、他の自治体の利用実績等も参考にして、今後の取組を検討していただきたいと思います。

生活リズムセンサー、携帯用ペンダントは災害時にも役立つと思いますので、区のサービスとして、ひとり暮らしの高齢者や障害のある方々に対して、このようなサービスを導入してはいかがかと思いますので、今後検討していただければと思います。

以上で質問を終わります。

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