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令和4年 決算特別委員会 (第4日 10月3日)

議事録

梶谷委員

★区民費

本日もよろしくお願いいたします。

まず、令和3年度予算において299万2千円を計上したビジネス交流フェア事業について質問をいたします。

令和4年度行政評価によると、令和3年度のビジネス交流フェアは、新型コロナウイルス感染症の影響により、令和2年度と同様にバイヤー商談会のみの実施になったと記されております。今回の決算額が175万4,962円ということなのですが、バイヤー商談会のみの実施によることで、この差額が生まれたのか、確認をさせてください。具体的に、どの部分で、この差額が生まれたのかも詳しく教えていただければと思います。

この事業にあるアンケートでは、約95%の企業が満足、ほぼ満足と回答したということで、とても満足度の高い、非常にいい事業だと思います。ビジネス交流フェアは、今後も新型コロナウイルス感染症の状況を見据えながらも開催し、中小企業のビジネス拡大に寄与していくことが大切だと思いますが、今後の方向性についても併せて教えてください。

田部井商工観光課長

2点、御質問がございました。

まず、不用額でございますけれども、今、委員からお話がございましたけれども、令和3年度につきましては、その前年、令和2年度と同様にバイヤーの商談会のみということで実施をいたしました。

本来であれば、ビジネス交流フェアには、2つ大きな柱がございまして、一つがバイヤー商談会で、もう一つが展示会というものでございます。

展示会は、大体ですけれども、60事業者から70事業者程度の方にお集まりをいただいてというところを予定をしていたところですけれども、令和3年度につきましては、コロナの状況を勘案いたしまして、そこの部分を中止したと。そのことによりまして、本来でしたら、その展示会を実施したときに作っている、その出展者を紹介する冊子、それから、例えば、そこに出展していただける方々へのチラシ等、そうした印刷物の作成がございませんでしたので、これだけ差額が出たということになってございます。不用額の説明は以上でございます。

また、これも委員からございましたけれども、多くの方に満足をいただいているということで、実際に、その場において商談が成立をするということも、2年度とも同様でございますけれども、3年度もあって、そうしたことから満足度というものが相当程度高かったのかなというふうに思っております。

今年度につきましては11月22日に開催の予定でございますけれども、例えば、その中では、先ほど申し上げました展示会の冊子、そうしたものも、内容をこれまでとは少し変えまして、例えば、これまでどちらかというと文字情報だけが掲載されているようなものに対して、企業の推しというんでしょうか、お薦めの逸品みたいなものですとか、写真を入れたり、カラー化したりという工夫なんかもしていきたいというふうに考えております。

また、今年度につきましては、9月に経営セミナーを実施しているんですけれども、その中でも、その商談会に対して有効なテーマを取り上げて実施をしたというところでございます。それから、ホームページにも参加企業が分かるような、そうした掲載の準備を、今、進めているところでございます。

今後につきましては、区内の事業者だけではなく、区外の事業者の方々にも多く御来場いただきたいというふうに考えてございますので、そうした周知の充実ですとか、純粋にはいわゆるBtoBのところでやっていますけれども、会場の課題もございまして、なかなか難しい部分もあるんですけれども、部分的にBtoCと、例えば、その場で販売も行えるかどうか、そんなところも考えていきたいというふうに思っております。

いずれにいたしましても、今後の実施に要するということになりましたら、さらなる、そうした効果が上がるような手法というものを、しんきん協議会、そのほかの関係団体の方々とも協議、相談をさせていただきながら進めていきたいというふうに考えているところでございます。

以上でございます。

梶谷委員

ありがとうございます。

不用額については、印刷物が主に、今回、印刷がなかったということで不用額が出たということで理解をいたしました。

このビジネス交流フェア事業については、東京の中心部である本区の立地を生かして、中小企業のビジネス拡大とつながり、本区がさらに活性化され、効果が上がるような積極的な取組を進めていただきますよう、今後もよろしくお願いいたします。

次に、令和3年度予算において661万6千円を計上した充実事業、学校施設等を活用したスポーツ開放の拡充事業について質問をいたします。

今回、この充実事業として、新たに阪本小学校の温水プールを地域の水泳団体等へ貸し出し、佃島小学校・中学校校庭のスポーツ開放の種目にフットサルが追加され、さらに学校施設等の使用料の受付場所について、区役所本庁舎、総合スポーツセンターに加えて、新たに月島スポーツプラザでも受付を開始するということでした。今回、新たに追加された部分での利用率や区民の方の感想、また、この事業で今後改善すべき点があったかなど、全体的な御所感をお伺いできればと思います。

あわせて、学校施設等開放として、決算書218ページに8,267万637円が報告されております。これはこの学校施設等のスポーツ開放の全体としての決算額だと思いますので、今回のこの充実事業として新たに予算が組まれた部分での決算額について教えてください。もし不用額等があれば、それについても教えてください。

鎌田スポーツ課長

令和3年度、充実ということで行いました学校施設等を活用したスポーツ開放の件ですけれども、初めに、まず利用率です。阪本小学校ですけれども、こちら区のほうに登録いただいた団体への貸出しということで行っておりまして、令和3年度は、1回の団体、1度で2コースという形なんですけれども、全部で557コース、延べ7,155人の方に御利用をいただいております。

また、佃島小学校・中学校の校庭の開放に関してです。こちらのほうにつきましては、両方の学校とも、以前、再開する前につきましては、利用率がおよそ10%前後でしたが、佃島小学校のほうが68.7%、佃中学校のほうが60.6%ということで、人工芝になったという点ですとか、フットサルを利用できるようになったということで、非常に利用率のほうも上がっている状況になっております。

次に、スポーツプラザの状況ということですけれども、これまでスポーツ課のほうと、あと浜町にあります総合スポーツセンターのみでの受付でしたけれども、新たに月島のほうでも受け付けできる場所を拡充しましたことで、こちらも利用者の方から、自分の身近なところで、こういったお支払いができるですとか、あと区のほうで御案内する際も、月島でも受け付けられるんだということで非常に助かるといったような、うれしいお声のほうもいただいているところでございます。

続きまして、これらの事業全体としての改善点等あればということですけれども、月島スポーツプラザにおける、こういった利用料の受付に関しましては、昨年始めたというところで、まだまだ知らない方もいらっしゃるのかなと思いますので、その辺の周知、積極的に図っていきたいというところと、あとは行政評価のほうにも記載させていただいておりますけれども、デジタル化というところで、キャッシュレスというところについても、今後、検討を進めていきたいと考えております。

3つ目に、決算書のほうの学校施設等開放ということで、今回、充実した部分の決算額ということですけれども、この8,200万円のうち602万5,000円強という形になっております。

主な内訳ですけれども、阪本小学校のほうの開放に伴いまして、受付等の業務委託をしているところが590万円ぐらいという形で大きくなっておりまして、執行率のほうが約90%ということで、不用額が五、六十万円ほど出ておりますけれども、こちらは主に契約差金が主な理由となっております。

以上となります。

梶谷委員

詳しくありがとうございます。執行率も90%ということで理解いたしました。本区の施設を利用して、区民の健康増進につながる積極的な取組により利用者の方が利用しやすい環境整備にも取り組んでいただき、今後とも、この事業が拡充できるよう、よろしくお願いいたします。

1点、この学校施設等開放について確認をさせていただきたいのですが、決算書の中で、294ページの教育費にも、この学校施設等開放が238万1,065円計上されています。お答えできる範囲で構いませんので、どのような違いがあるのか教えていただきたいと思います。

鎌田スポーツ課長

区民費のスポーツ振興費のほうと教育費の両方に学校施設等開放というのがあるということですけれども、まず、スポーツ課のほうにつきましては、学校ですとか、そういったところのスポーツ開放に関する事業のものが含まれております。

同事業名ということで教育委員会のほうにも伺ったことがありますけれども、確認をしたところ、例えば、教育委員会の事業として遊び場開放等を行っているものがあるということで、それが教育費のほうの学校施設等開放ということで確認をしております。

以上です。

梶谷委員

それぞれお答えいただいて、ありがとうございます。

次に、令和3年度予算において4,689万9千円を計上した事業、中央区まるごとミュージアムについて質問をさせていただきます。

決算書216ページ、まるごとミュージアム関連経費として16万1,300円があり、その下にある「中央区文化・国際交流振興協会」の助成事業のうち、まるごとミュージアムとして4,200万1,370円が報告されております。そして、令和4年度行政評価では、342ページに、まるごとミュージアムの事業目的や総括等が報告されており、決算額の増減理由として、354ページの「中央区文化・国際交流振興協会」助成事業の中で、まるごとミュージアム開催に伴う感染症対策等による増として、308万5,915円が報告されております。

まず、確認をさせていただきたいんですけど、この308万5,915円は決算書の4,200万1,370円に含まれており、まるごとミュージアムとしての決算額の合計は4,216万2,670円という認識で合っておりますでしょうか。

令和3年度も、前年同様、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、規模を縮小したことで不用額が生まれたと思いますが、具体的な理由と執行率も併せて教えてください。

岩田文化・生涯学習課長

まるごとミュージアムについてでございます。

今、委員御指摘いただきました令和4年度の行政評価の中での、まるごとミュージアム開催に伴う感染症対策等による増ということで、約308万円と記載させていただいておりますが、委員お示しいただいたとおり、文化・国際交流振興協会で執行した約4,200万円のこの決算額の中に含まれているものでございます。令和2年度が約3,900万円の執行ということで、そこから比べて令和3年度は約300万円増えたというような状況でございます。

続きまして、まるごとミュージアム全体の予算、あと執行額につきまして、今、委員に御指摘いただいたとおり、区のほうで執行している区の職員の報償費の部分ですが、155万2千円が予算額として計上されておりまして、文化・国際交流振興協会の予算としまして4,534万7千円ということで、まるごとミュージアム全体の予算は、一番最初に委員がおっしゃった4,689万9千円となっております。

執行額につきましても、先ほどお示しいただいた数字のとおりでございまして、区のほうで執行した数字が16万1,300円、そして文化・国際交流振興協会で4,200万1,370円、合計しまして4,216万2,670円ということで、まるごとミュージアム全体の執行率としては89.9%となっております。

令和3年度の不用額についてでございますが、こちら、例年、区内を巡回しているバスを運行しておりましたが、令和2年も令和3年も残念ながら感染症の対策ということで、そのバスの運行を中止としました。その関係で、この不用額が出てきたというところでございます。

以上でございます。

梶谷委員

執行率89.9%。理由としては、バスの運行が中止されたということで理解をいたしました。

最後に、本区の保養施設について質問をさせていただきます。

令和2年の予算特別委員会の際に、ヴィラ本栖と伊豆高原荘のお部屋の喫煙と禁煙の問題について質問をいたしました。その際の答弁は、伊豆高原荘では喫煙と禁煙の部屋を明確に分けているわけではなく、あくまでも運用として、主として、禁煙の方に御利用いただくための部屋を16部屋のうち2部屋用意している、利用者のアンケートでも特に要望は出ていない、ヴィラ本栖では高性能のオゾン脱臭機を用意して、その性能が非常に高く、特に今のところ喫煙、禁煙の部屋を分けてほしいという利用者の声は出ていないため、現時点では、禁煙を主とするような形で施設利用を進めていくということは考えていないという答弁でした。私としては大変驚いた答弁であったんですけれども、改善が必要と、その際、要望させていただきました。

このたび、本年の9月1日より、ヴィラ本栖が全客室禁煙化となりましたが、伊豆高原荘のほうは現在どのようになっているのか教えてください。

平川地域振興課長

本区保養所、伊豆高原荘の客室の禁煙の状況についてでございますが、先ほど委員御紹介いただきましたヴィラ本栖の状況と伊豆高原荘も同じでございまして、9月1日より、お部屋、全16室ございますが、こちらで16室とも禁煙となってございます。というのも、これまでの御利用の中で、健康増進法の施行でありますとか、この間、社会情勢として、喫煙に関する考え方等も変化しておりまして、利用者の方からも禁煙の部屋を望む声もございましたことから、伊豆高原荘につきましても全室禁煙化してございます。

以上でございます。

梶谷委員

禁煙化となったということで安心をいたしました。

たばこを吸う方も、安心して吸う場所がちゃんと確保できるように、喫煙場所の整備も今後もきちんと行っていただきたいなと思います。

今後とも、受動喫煙防止のために、公共施設における喫煙規制についても積極的に取り組んでいただくようお願いいたします。

以上で終わります。

梶谷委員

★福祉保健費

よろしくお願いいたします。

まず、令和3年度予算において291万5千円を計上した新規事業、保育園児のための公園送迎バスの運行について質問をいたします。

令和4年度行政評価によると、この事業の決算額は、バスの借入として271万2,160円と報告されております。この新規事業の令和3年度の実施内容を詳しく教えてください。1回の送迎で幾ら使われたのかも、併せて分かれば教えていただければと思います。

先ほども、各園からの要望も多く、好評の事業とのことですが、今後の予定や課題等があれば、併せて教えてください。

和田副参事(保育指導・特命担当)

公園バス送迎事業についてですが、令和3年度実績としましては、1回当たり1日4万6,000円、税抜の価格で運行をしております。1日につき2便という形で運行させていただいておりまして、最初、1園に迎えに行って公園に届ける。それで戻ってきて、また、次の保育園を迎えに行って、また公園に行って、届ける。大体その時間が終わりましたら、次、公園から保育園に戻る流れになってきますので、そういった形で1日2便運行するような形になっております。

課題ということですけれども、2020年にテストで運行を開始しまして、令和3年度は全園に運行。対象施設を全園に拡大して、どの園でも、この事業が申し込めるような形にしました。

大変好評だったがゆえに、今年度は初めての試みで、年間を通じてバスの利用ができる。今までは、令和3年度までは数が少なかったので、時期を限定して、多いところでも大体1年に2回程度利用していたんですけれども、今年度は年間を通じてバスの申込みができるような形にしております。

その中での課題としては、保育園にもよりますけれども、季節の移り変わりなどによって、保育園のニーズというのが、1年を通じて、結構、人気のある時期と、そうでない時期というのが分かれるような状態になってきております。それを踏まえて、来年度は、最も保育園が利用しやすいような申込みスタイルにするには、どういうふうにすればいいのかというのを考えていきつつ、今後の予定としては、今のところは私立認可保育園を中心にバスの利用をしておりますけれども、園庭が狭い保育園というのは私立保育園だけではなくて、実は公設公営、公設民営の保育園にもございます。次年度に向けては、そちらの保育園も対象にした形で事業を拡大していければというふうに考えております。

以上です。

梶谷委員

それぞれありがとうございます。1日1回、約4万6,000円ということで理解をいたしました。

この事業なんですけど、園児の送迎バスについては、園児を放置したまま事故につながる事案が後を絶ちません。公園内での置き去りなども全国で多数報告されておりますので、この事業において、このような事故が発生することのないよう、園児の命最優先の取組となるように、園への徹底を今後もよろしくお願いいたします。

次に、令和3年度予算において105万円を計上した充実事業、保育士資格取得支援事業について質問をいたします。

決算書243ページによると、この事業の決算額は15万円となっております。この不用額について、まず教えてください。

この事業は以前から行われており、毎年、各園のほうに、予算編成時期に、来年度にこの事業を使いたいかという調査をして、それを基に毎年予算計上していると、平成31年の予算特別委員会での答弁にありました。今回の令和3年度も同様に、この105万円を計上する際にアンケートを行ったと思うのですが、内訳についても併せて教えてください。

古賀保育課長

保育士資格取得支援事業についてでございますけれども、こちらは保育事業者のほうで、保育資格のない従業員の方が保育士資格を取得する際、そういった希望があった場合に、事業者側でそういう支援制度の仕組みがある場合には、区から、その事業者が負担した費用の半分を補助するという仕組みになっておりまして、令和3年度からは、それに加えまして、そういった事業者の仕組みがない場合についても、区に直接そういった従業員の方から申請をいただくことができるようにしております。

委員御指摘のとおり、予算の計上に当たりましては、ちょうど前年の今ぐらいの時期ですけれども、各事業者のほうに従業員の方の希望というのを確認していただきまして、予算の計上をしているところですけれども、令和3年度につきましては、当初4名、事業者から4名の方が希望されているというような形でお話をお伺いしておりまして、受験用の講座の利用の方が1名、それから保育士の養成校、そういった入学を3名の方が考えていらっしゃるということで、合わせて105万円の計上したところでございます。

結果、実績としましては、保育士の養成校に入られた方の中で、資格の取得が年度内に収まらなかったという方がいらっしゃいましたので、対象外になったケースがございます。また、対象になった方は、結果としてお二人、受験の講座を利用された方で2人いらっしゃいまして、それぞれ15万円ずつの受講料だったために、その2分の1ずつをお支払いした、補助として出したということで15万円の決算額になっているところでございます。

以上でございます。

梶谷委員

1名、養成校に通われた方が年度内に収まらなかった、資格が取れなかったということで、その場合は来年度にまた受講して補助できるという認識で合っているか、確認させてください。

古賀保育課長

今、委員がおっしゃったとおり、翌年度に資格登録が済めば、それに対して補助を実施するという形になってございます。

以上でございます。

梶谷委員

ありがとうございます。

この事業は保育士不足と言われている昨今にとって、とても有意義な事業だと思いますが、希望する人がいなければ成り立たないと思いますので、周知の際の工夫や、働きながら資格取得がしやすい環境整備など、保育士の資格取得を希望する全ての人々を支援する体制を今後とも維持、構築に力を入れていただきたいと思います。

次に、令和3年度予算において110万3千円を計上した新規事業、保育入園に関する説明動画の配信について、質問をいたします。

まず、この事業の決算額について、決算書や行政評価の中で見つけることができませんでした。主に動画制作におけるナレーションやテロップをつける委託費用だと思うのですが、どこに計上されていて、決算額が幾らだったのか教えてください。

また、現在の再生回数などを踏まえて、本事業の御所感、そして課題等があれば教えてください。

古賀保育課長

保育園の入所の説明の手続の動画についてでございますけれども、決算書で申し上げますと、245ページの7番の一般事務の(4)その他一般事務のほうで予算の計上はさせていただいているところでございます。

こちらの動画、令和3年度に作成をいたしまして、従前ですと保育所の申込みに当たって、事前の説明会というのを、3地域にそれぞれ1回ずつ実施していたんですが、コロナの状況なども踏まえまして、なかなか難しいということで、こういった動画を作成いたしました。

閲覧、再生回数といたしましては、全体で約1,000回ほどになっております。全編通しの動画と、それからパートごとに編集しました動画との合計になりますけれども、約1,000回ほどの再生回数となっております。

これまでの1回当たりの説明会で、全体の令和2年度までの説明会では400名ぐらいの方に御出席いただいたところを見ますと、一定程度、再生、初めてやった方、申込みをされる方というのがいらっしゃると思いますので、そういった方には御利用いただいているのかなというふうに思っているところでございます。

動画についての決算額ですけれども、後ほど確認しまして、お答えさせていただきます。失礼いたしました。

梶谷委員

決算額については後ほど教えていただければと思います。

現代のママ、パパにとって、スマホから情報を得られることは非常に利便性が高く有益だと思います。今後とも動画の存在をアピールして、再生回数が増えるよう取り組んでいただきたいと思います。

保育入園のパンフレットに直接動画へ飛べるQRコードを記載することで、分かりやすく動画のアピールができると思いますが、この点も含めて、周知方法の工夫について、御見解を教えてください。

古賀保育課長

周知方法ということでございますけれども、保育園の御案内の中に、ホームページ上で掲載している様々な中身については、2次元コードということで掲載したりしながら周知のほうを行っているところでございます。

今回の動画については、そういった掲載はないんですけれども、この後、保育園の入所の申込みが始まる段階で、開始しますという発信をSNS等でさせていただきますので、そういった中で、動画の閲覧につながるようなコメントを入れまして、周知のほうを図っていきたいと考えております。

以上でございます。

梶谷委員

SNS等で発信していただけるということで理解いたしました。

保育入園のパンフレットにQRコードを記載することで、とても分かりやすくなると思うので、今後、ぜひ、そのような周知方法も検討していただければなと思います。

次に、令和3年度予算において600万2千円を計上した充実事業、避難行動要支援者対策の推進について質問をいたします。

決算書232ページによると、この事業の決算額が244万5,107円となっております。この事業の不用額について、予算編成時の計画と実際の令和3年度の状況を詳しく教えてください。この事業に対する御所感、今後の課題など、併せて教えていただければなと思います。

さらに、令和4年度行政評価の101ページには、令和3年度の災害対策基本法の改正により、避難行動要支援者について、個別避難計画の作成が区市町村に努力義務化されたため、計画作成に関し、関係部署との調整に着手したと書いてあります。現段階での進捗状況、そして今後の予定も併せて教えてください。

早川高齢者福祉課長

まず、委員御質問の、予算額約600万円に対します契約額実績、執行残等について、御答弁させていただきます。

こちらにつきましては、主にマンション管理組合への災害時地域たすけあい名簿提供に向けた委託ということで、こちらが契約額513万円ということで、若干契約差金は出ているんですけれども、こちらは予定どおり実施したところでございます。

その中で、説明会とワークショップ以外に、フォローアップということで、25回分、マンションに実際に出向いていく部分を契約してございました。こちらの単価契約で、25回分という形で契約をしたところなんですが、実績は8回ということで、17回分残ってしまったといったところで執行残が284万円余という形で出ているところでございます。

ここにつきましての所見といいますか、ここの、ある意味、単価契約を結んだことで、適正に執行残を出せたという考え方もございますし、8回という回数は、実績としては、それほどでなかったんですが、この要因といたしましては、やはりコロナというのがございます。

説明会に出ていただいたマンションの理事長ですとか防災担当理事の方は御理解いただいても、その方がマンションにこの事案を持ち帰って、フォローアップしませんかという働きかけをしても、なかなか理事会が開催できなかった、書面開催だったりとかということで、そういうフォローアップに至らなかったというところが課題としてございます。ですので、令和4年度は、引き続きこうした取組について積極的に推進をしているところでございます。

令和4年度個別避難計画に関する部分の御質問でございますけれども、こちら令和4年度にPTを立ち上げまして、福祉保健部内で情報の共有ですとか課題の洗い出しのほうを行いました。令和4年度は、高齢者福祉課を中心に、介護保険課、そして管理課、福祉センター、障害者福祉課と、毎月1回を目標に、事務レベルで対象の範囲の洗い出しですとか優先順位、こういったものを、今、検討を進めておりまして、試行で数件、実際の避難計画のほうも策定したところでございます。令和5年度に向けて、今、予算要求作業を進めておりますが、一定の対象範囲を絞り込みまして、しっかりとこちらも取り組んでまいりたいと考えてございます。

以上でございます。

古賀保育課長

申し訳ございません。先ほどの動画の作成費の決算額でございます。

令和3年度の実績としまして、110万2,200円を委託費として執行してございます。

以上でございます。

梶谷委員

ありがとうございます。

首都直下地震が想定される本区において、避難行動要支援者の個別避難計画の作成は、災害被害を最低限に抑えるためには必要な準備だと思いますので、地域と密に連絡を取って早急に進めていただきますよう、改めてお願いいたします。

最後に、令和3年度予算において1億3,284万7千円を計上した充実事業、新生児誕生祝品の追加支援について質問をいたします。

決算書244ページに記載されている本事業による出産祝品の買物券の贈呈額は1億4,172万4,439円で、1,975人に贈呈したと報告になっています。令和4年度行政評価の70ページには、新生児誕生祝品買物券の換金額として1億3,782万500円となっています。贈呈額と換金額の差が390万円余りで、還金率は97.5%となり、よく利用されている事業だと思います。通常3万円であった新生児誕生祝品に2万円分を追加することで経済的負担の軽減と区内商店等の活性化を目的に始まった今回の追加支援ですが、新型コロナウイルス感染症がまだまだ予断を許さない状況ですが、今後のこの事業の継続について、今後の予定についても、ちょっと教えてください。

石戸子育て支援課長

出産祝品、区内共通買物券についてですが、今、委員御紹介ございましたとおり、令和2年から、コロナ禍における追加支援ということで、通常3万円の買物券にプラス2万円追加して贈呈しているところでございます。

換金の執行状況でございますが、委員御紹介のとおり、令和3年度におきましては97.5%の換金率となっておりまして、その前の年の令和2年度につきましても97.0%ということで、換金状況としては、おおむね良好に進捗している状況でございます。

今後の追加支援の取組についてでございますが、この買物券の追加支援2万円分につきましては、本事業は新しい日常が定着したポストコロナの社会が実現するまでの期間、継続的に実施するということで導入を図ったところでございます。そうしたところから、現行、またコロナ禍におけます社会状況等を踏まえながら、今後、追加支援分等の対応については、引き続き検討してまいりたいと考えているところでございます。

以上でございます。

梶谷委員

どうもありがとうございます。以上で質問を終わります。

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